こんにちは、メガネのオーサカです。
今回ご紹介するのは、TURNING(ターニング) の 「TP-353」 です。

TURNINGってどんなブランド?
TURNINGは、福井県鯖江市河和田地区に工房を構える谷口眼鏡のオリジナルブランドです。谷口眼鏡の創業は1957年。以来60年以上にわたり、眼鏡枠の製造ひとすじに歩んできた工房です。
1996年にファクトリーブランドとしてTURNINGを立ち上げ、2017年からは「よりそう、めがね」をコーポレートメッセージに掲げています。作り手・伝え手・使い手——三者が寄り添い合う関係のなかから、本当に心地よい眼鏡が生まれるという考え方です。
TURNINGのものづくりの核心は「かけ心地」にあります。200を超えるプラスチックフレームの工程のうち、多くは機械で精密に加工しますが、肌に直接触れる部分の仕上げ——ヤスリがけや磨き——は職人が一本一本手作業で行います。見た目の華やかさよりも、かけたときの安心感を大切にする。そんな実直な姿勢が、このブランドの持ち味です。

最大の特徴:アセテートなのに鼻あて調整ができる
TP-353は、TURNINGのTURNING Stepシリーズに属するスクエアフレームです。シリーズのコンセプトは「トレンドと軽やかさを取り入れた、新しい一歩を踏み出すのにふさわしいシリーズ」。TP-353はそのなかでも、オーソドックスで使いやすいサイズ感のスクエアシェイプに仕上がっています。
そして、このフレームの最大の特徴がクリングスアーム付きの鼻あてです。
一般的なアセテートフレームの多くは、フロントと一体成型されたブリッジ(いわゆる「一山」や「サドル型」)が主流です。デザインとしてはすっきり見える反面、鼻の高さや幅に合わせた微調整が難しいという弱点があります。「セルフレームはどうしてもずり落ちる」「鼻に当たる部分が合わない」——そんなお悩みを感じたことのある方も少なくないのではないでしょうか。
TP-353はアセテートのフロントに独立したクリングスアーム(鼻パッドを支える金属のアーム)を備えることで、この問題に正面から応えています。お一人おひとりの鼻の高さ・幅・角度に合わせて、眼鏡店で細かくフィッティングできる。素材の美しさと、かけ心地の自由度を両立させた設計です。

彫金模様の芯金と後方重心——さりげない意匠と、かけ心地を支える設計
TP-353のテンプル(つる)には、TURNINGオリジナルの両面彫金模様入り芯金が通されています。テンプルの隙間からさりげなく覗く繊細な彫金模様——主張しすぎず、しかし気づいたときに嬉しくなる、クラシックなアクセントです。
これは単なる装飾ではありません。芯金はテンプルの骨格として、フレームのしなやかさと耐久性を支える構造材でもあります。そこにオリジナルの彫金を施すという手間のかけ方に、谷口眼鏡の職人気質がにじみます。
もうひとつの設計上の特徴が、後方重心設計です。テンプル先にボリュームを持たせることで、眼鏡全体の重量バランスを耳側に寄せる。レンズの重さによる前方へのずり下がりを軽減し、かけたときの安定感を高めています。クリングスアームによる鼻あてのフィッティングと、後方重心によるずり落ち防止——この二つが組み合わさることで、アセテートフレームとは思えないほどの安定したかけ心地が生まれます。
素材のアセテートは、綿花やパルプなどを原料とする植物由来のプラスチックです。60度ほどの温度で柔らかくなる性質があるため、眼鏡店での加熱フィッティングにも対応しやすい。手磨きによって仕上げられた表面には、樹脂にはない温かみのある艶があります。TURNINGが「体温の伝わるめがね」と表現するのは、こうした素材と手仕事の積み重ねがあってこそです。
サイズは50□21。レンズ幅50mmは幅広い顔立ちの方に合わせやすい、オーソドックスなサイズ感です。奇をてらわない正統派のスクエアシェイプは、ビジネスにもカジュアルにも場面を選びません。

商品スペック
| ブランド | TURNING(ターニング)/谷口眼鏡 |
| モデル名 | TP-353 |
| シリーズ | TURNING Step |
| 産地 | 福井県鯖江市(日本製) |
| 素材 | アセテート(芯金:彫金模様入りオリジナル芯金) |
| シェイプ | スクエア |
| サイズ | 50□21 |
| 鼻あて | クリングスアーム式(調整可能) |
| 税込価格 | 34,100円 |
| 取扱店 | メガネのオーサカ(神奈川県川崎市・武蔵小杉) |
こんな方におすすめです
- アセテートフレームの質感が好きだけれど、ずり落ちや鼻あたりの悪さが気になっていた方
- ビジネスにもプライベートにも使える、オーソドックスなスクエアを探している方
- 鯖江の職人が手がけた日本製フレームを、手の届きやすい価格で試してみたい方
- 長く使える眼鏡が欲しい——修理対応やフィッティングのしやすさも重視したい方

ご試着だけでも大歓迎です。フィッティングや度数のご相談も含め、お気軽にスタッフまでお声がけください。
TURNING TP-353 34,100円(税込)
TURNING TP-353 — よくある質問
Q. TURNINGはどこのブランドですか?
福井県鯖江市河和田地区に工房を構える谷口眼鏡のオリジナルブランドです。1957年創業の眼鏡枠メーカーが、1996年に立ち上げたファクトリーブランドで、企画・設計から製造まで自社工房で一貫して行っています。
Q. クリングスアームとは何ですか?
鼻パッド(鼻あて)を支える金属製のアーム部分のことです。一般的なアセテートフレームはブリッジと鼻あてが一体成型されていることが多く、鼻の形に合わせた調整が難しいのですが、TP-353はこのクリングスアームを備えているため、眼鏡店で鼻パッドの高さ・角度・幅を細かく調整できます。
Q. 後方重心設計とはどういう仕組みですか?
テンプル(つる)の先端にボリュームを持たせることで、眼鏡全体の重心を耳側に移す設計です。レンズを入れると前側が重くなりがちですが、後方で重さのバランスを取ることで、ずり下がりにくく安定したかけ心地を実現しています。
Q. 芯金の彫金模様はどこから見えますか?
テンプルの内側や隙間からさりげなく覗く位置に施されています。正面からは目立たず、かけ外しのときやふとした角度でちらりと見える——そんな控えめな存在感が魅力です。TURNINGオリジナルの両面彫金で、クラシックな趣を楽しんでいただけます。