こんにちは、メガネのオーサカです。
今回ご紹介するのは、propo(プロポ)の「PAT」です。

propoってどんなブランド?
1999年に立ち上げられた日本のアイウェアブランドです。ブランド名は「提案する(propose)」に由来し、掲げるコンセプトは「いきすぎないデザイン」。
2015年以降は「MAKE YOUR BEAUTY」をテーマに、女性のためのアイウェアとして展開しています。
生産はすべて、眼鏡の産地・福井県鯖江市。シンプルなデザインほど、ごまかしが効きません——ラインの流れ、面の落とし方、エッジの立て方。工程のどこかで手を抜けば、それはそのまま仕上がりに出ます。
「アイウェアデザインとは、装着されてはじめて完成するもの」。propoはデザインをそう定義しています。フレーム単体の造形美ではなく、顔に乗ったときの調和を起点に設計されている——だからこそ、掛けたときに眼鏡だけが浮き立たないのだと思います。

最大の特徴:キーホールブリッジを、高い位置に据える
PATのいちばんの見どころは、ブリッジ(左右のレンズをつなぐ鼻の上の部分)です。鍵穴のような形に抜いたキーホールブリッジを、フロントの上寄りに配置した——ハイブリッジの設計になっています。
ブリッジが高い位置にあると、その下、左右のレンズにはさまれた空間が縦に伸びます。この抜けが、鼻筋を縦に通して見せてくれる。鼻の付け根が低めで、鼻筋が短く見えやすい方ほど、変化を感じやすい設計です。
キーホールという形状も、この効果を後押しします。ブリッジの中央をなだらかに抜くことで、視線が縦方向に流れる。直線的なストレートブリッジにはない、やわらかさと奥行きが生まれます。
そしてもうひとつ。フレームの上辺が眉に近づくことで、眉とフレームのラインが揃いやすくなります。眼鏡が顔から浮かず、顔の一部として収まる——掛けたときの一体感は、この位置関係に負うところが大きいのです。

天地41mm、チタンのクリングス——調整で作り込むかけ心地
サイズは46□22-145、天地(レンズの縦幅)は41mm。レンズ幅46mmに対して41mmという、真円に近い比率のラウンドシェイプです。天地に余裕がありながら、細く仕上げられたリム(レンズを囲む縁)が、全体を軽やかに保っています。
この縦の余裕は、遠近両用で効いてきます。遠近両用レンズは縦方向で度数が変化する構造のため、天地が浅いと変化の幅を短く詰めるしかなく、揺れや歪みを感じやすくなります。天地41mmあれば、標準的な長さのタイプを無理なく入れられます。
鼻当てにはチタンのクリングス(可動式の鼻パッド)を採用。キーホールブリッジは本来、鼻に直接乗せる意匠ですが、PATは支持を調整式のパッドに委ねています——だから掛ける高さを追い込める。ハイブリッジは位置が数ミリずれるだけで印象も、頬やまつ毛への当たりも変わりますから、ここを詰められるのは大きな利点です。
そしてこのクリングス、そして智(フロントとテンプルの接続部)に配された金色の金属が、濃紺のフロントに小さな光を落とします。ハイブリッジが生んだ鼻上の抜けに、ちょうどこの金が覗く——控えめですが、効いている配置です。
丁番はバネなしの標準タイプ。テンプル(つる)が自動で開いて逃げることがないぶん、一度合わせた角度がそのまま保たれます。着脱は両手で——それだけ守っていただければ、長く安定して掛けられます。

こんな方におすすめです
- 鼻の付け根が低めで、鼻筋をすっきり見せたい方
- 遠近両用をお考えで、天地に余裕のあるフレームをお探しの方
- 丸メガネを、子どもっぽくならない形で掛けたい方
- かけ心地を店できちんと合わせ込みたい方
ご試着だけでも大歓迎です。フィッティングや度数のご相談も含め、お気軽にスタッフまでお声がけください。
ご来店の際はこちらからご予約いただけるとスムーズにご案内できます。
propo PAT 55,000円(税込)
商品スペック
| ブランド | propo(プロポ) |
|---|---|
| モデル名 | PAT |
| 産地 | 日本/福井県 |
| 素材 | アセテート |
| シェイプ | ラウンド(キーホールブリッジ・ハイブリッジ設計) |
| サイズ | 46□22-145(天地41mm) |
| 鼻当て | クリングス(チタンパッド) |
| 丁番 | バネ丁番なし |
| 税込価格 | 55,000円 |
| 取扱店 | メガネのオーサカ(神奈川県川崎市・武蔵小杉) |
propo PAT — よくある質問
Q. ハイブリッジのメガネとは何ですか?どんな効果がありますか?
ブリッジ(左右のレンズをつなぐ鼻の上の部分)が、フレームの上寄りに配置された設計を指します。ブリッジ下の空間が縦に伸びるため鼻筋が通って見えやすく、また上辺が眉に近づくことで、顔とフレームの一体感が出やすくなります。
Q. キーホールブリッジにクリングス(鼻パッド)が付いているのはなぜですか?
キーホールは本来、鼻の付け根に直接乗せる形状ですが、PATは調整式のパッドで支える構造になっています。これにより掛ける高さを一人ひとりに合わせられ、頬やまつ毛への当たりも調整できます。意匠の美しさと、掛け位置の自由度を両立させた設計です。
Q. propo PATは遠近両用レンズに対応していますか?
対応しています。天地41mmと縦に余裕があるため、標準的な累進帯長(遠くから近くへ度数が変化する縦の幅)のレンズを無理なく入れられます。鼻当てで高さを微調整できる点も、遠近両用との相性が良い要素です。
Q. バネ丁番が付いていないと、かけ心地に影響しますか?
バネで自動的に開かないぶん、店舗で合わせた角度がそのまま維持されるという利点があります。着脱を両手で行っていただければ、緩みにくく、安定したかけ心地が長く続きます。