こんにちは、メガネのオーサカです。
TURNING(ターニング)は、福井県鯖江市を拠点とする谷口眼鏡が1996年に立ち上げたファクトリーブランド。「よりそう、めがね」というコンセプトのもと、創業以来ずっと「掛け心地」を追い続けているブランドです。
フレームメーカー自身が自社の技術と経験をつぎ込んで作り上げているだけあって、パーツひとつひとつに「なぜこうなっているのか」という理由が宿っています。

少し大きめの、スクエアシェイプ
T-1105はすこし太めのスクエアフレームですが、しっかりとした存在感を出ており、メガネでしっかり主張したい方におすすめです。

「板バネ式ジョイント芯金」
T-1105の掛け心地を語るうえで外せないのが、TURNINGが独自開発した「板バネ式ジョイント芯金」です。
テンプル(つる)のヒンジ部分に採用されており、バネ部分の素材にβチタン(ベータチタン)、芯金部分の素材に純チタンという、二種類のチタンを使い分けています。
βチタンはしなやかで弾力性に優れた素材で、バネとして使うことで頭への優しいホールド感が生まれます。強すぎず、緩すぎない——「かけていることを忘れる」という感覚に近づく、あの包み込まれるような感じはここから来ています。一方の芯金に使われる純チタンは加工がしやすく、フィッティングの調整がスムーズに行えます。

体温で馴染む「SMPパッド」
鼻あてには「SMPパッド」を採用しています。芯金には純チタン、樹脂部分にはSMP(形状記憶樹脂)という素材を使用。
SMP(Shape Memory Polymer)は、約35度以上の体温を感じると柔らかくなる性質を持つ素材です。つまり、かけているうちに少しずつ鼻の形に馴染んでいく。最初からぴったりではなく、使い込むほどに「自分の鼻に合ってきたな」と感じられる——これは実際に体験してみないと伝わりにくい、TURNINGならではの面白さです。

「R形状クリングス type-2」という設計
クリングスアーム(鼻あてを支えるアーム部分)にも、TURNINGのオリジナル設計が生きています。「R形状クリングス type-2」と呼ばれるこのパーツ、できるだけ大きなR(カーブ)を使って形作られており、曲げ加工時の金属疲労を軽減させ壊れにくい構造になっています。
見えないところに、いちばん手がかかっている。TURNINGのフレームを分解していくと、そういう哲学がひしひしと伝わってきます。
こんな方におすすめです
- スクエアフレームで、チタンらしい軽さと確かな存在感を両立させたい方
- 掛け心地にこだわりたいが、デザインも妥協したくない方
- 鯖江の職人技術が宿った「実直なメガネ」が好みの方
- フレームの素材や構造まで知ったうえで選びたい方
- 長く大切に使えるメガネをお探しの方
ご試着だけでも大歓迎です。SMPパッドが体温で馴染んでいく感覚や、板バネの心地よいホールド感は、実際にかけてみてはじめて伝わるものがあります。フィッティングや度数のご相談も含め、お気軽にスタッフまでお声がけください。
Turning T-1105 41800円(税込)