メガネのオーサカ

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2018.11.21

HOYA世界最大クラスの工場見学

当店がお客様にメガネをご提供するときに大事なのが、見え方の基本となる「レンズ」です。その大事な見え方を提供するためのレンズを供給してくれているリーディングメーカーHOYAのタイ・アユタヤ工場に見学に行ってまいりました。

工場では世界中から入ったオーダーに対して、お客様の要望にあわせて1から作り上げる特注レンズから、一般的な度数のレンズをストックしておく在庫レンズまで、数百万枚のレンズを月産している世界最大の工場です。

残念ながら工場屋内は一切の写真撮影が禁止でしたので、ロビーの写真しか掲載できませんが、レンズ作成のこだわりや気をつけていることについて駐在している日本人スタッフの方が丁寧に説明してくれました。

HOYA タイ工場

細かいこだわりはそれこそ山のようにあるのですが、一番感心したのは納期と品質に対するこだわりです。

特注レンズの場合、お客様との1週間というお約束に間に合わせるため、発注後1時間後には作製が開始されます。そして作製されたレンズは、毎晩バンコクから夜行便に乗せ成田空港へ空輸されて当店に配達されてまいります。

ただ、納期だけ早くて品質が保てないのでは意味がありません。この品質をより良いものにするため、製作工程の随所で仕上がり具合を人の目で厳しくチェックしていました。ここで不具合があったものは、また最初の工程に戻され大急ぎで納期に間に合わせるために再作成されるのだそうです。

ここまでの壮大な物流システムと、たくさんの人の手間がかかって作成されたレンズを、当店でフレームに合わせて組み付け加工をしてメガネとしてお客様にお渡ししております。

知識としては当然わかっておりましたが、いざ拝見させてもらうととても多くの気づきを得ることができました。ここまできちんとした体制で作られたレンズは、産地がどこではなく、誰が作ったかがもっとも大事なファクタであるということです。Made by HOYAの底力見せてもらいました。

当店では長野県にある松島工場タイのアユタヤ工場で作られたレンズがお客様の良い見え方のお手伝いをしております。

この記事を書いた人

大坂 亮志

一級眼鏡作製技能士 生まれも育ちも川崎市中原区。国内メーカー・外資系IT企業などを経てメガネ業界に。メガネ業以外にも地域コミュニティを仲間と立ち上げて活動したり、商店街活動に協力したりと、武蔵小杉をフィールドに楽しみながら地域貢献してます。

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