メガネのオーサカ

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2019.01.22

メガネが壊れた(折れた)場合の対応策

愛用のメガネが壊れてしまった場合どうしますか?
スペアのメガネがあれば対策に時間を掛けることができますが、メガネが1本しかない場合はすぐに生活に支障をきたすのが「メガネ」というものです。

愛用のメガネが壊れてしまったときも慌てないでくださいね。対応策はきちんとあります。

まずは、眼鏡店に相談してください

そりゃそうだろと思った皆様、なぜこんなことをわざわざ言うかと申しますと、ご自分で瞬間接着剤などで直そうとする方がいらっしゃるからです。メタルフレーム・プラスチックフレームにかかわらず、瞬間接着剤では修理できません。修理できないどころか、そのまま、眼鏡店に持参いただければ修理できたものが、瞬間接着剤をつけたばかりに修理自体ができなくなる場合があります。

そして、ご来店いただくと3つの選択肢があります。

1.新品のメガネを新しく購入する
2.壊れた部分を修理して直す
3.壊れた部分のみ新しいパーツを取り寄せる

下記の画像はメガネのフロント部分のみをメーカーから取り寄せて取り付けいたしました。

メガネ破損

1.新品のメガネを新しく購入する
新品ですのですでに修理の範疇を超えていますが、これも選択肢の一つです。ただし、遠近両用レンズなどの特注レンズをお作りの場合、レンズ作成に通常1週間ほどかかりますので、すぐに代替えメガネがほしい方には不向きです。

2.壊れた部分を修理して直す
当店においても、毎日のように折れてしまったメガネの修理を承っております。修理をすれば折れた箇所もきちんと直りますが、こちらも最低5日から1週間ほどかかりますので、すぐに代替えメガネほしい方には不向きです。

3.壊れた部分のみ新しいパーツを取り寄せる
上記画像の例ですね。納期をなるべく早くしてほしい場合や、修理に出しても折れた場所が細くて強度が保てなさそうな場合などは、新品のパーツを取り寄せたほうがいい場合もあります。修理代とパーツ代を比較してあまり変わらない場合なども、パーツ取り寄せの方が良いと思います。物流が発達している日本では、福井県鯖江市に集積しているメガネ工場に午前中に発注を出すと、翌日にはパーツが届きますので急いでいる方には最適です。これができるのが産地と消費者の距離が近いMade in Japanのフレームと代理店がしっかりしている一部の海外ブランドとなります。

例外:格安店で販売している樹脂素材のメガネは修理できないものもあります。
上記の例はあくまでもチタン素材などのメタルフレームやアセテートやセルロイドなどのプラスチックフレームの修理を想定しております。一般的に樹脂素材のフレームは修理対応不可です。お客様のフレームが樹脂かアセテートかの見極めは難しいと思いますので、こちらもご相談ください。

いかがですか?同じ修理でも対応策はいくつかありますので、まずはご相談頂ければ最善策をご提案致します。

この記事を書いた人

大坂 亮志

一級眼鏡作製技能士 生まれも育ちも川崎市中原区。国内メーカー・外資系IT企業などを経てメガネ業界に。メガネ業以外にも地域コミュニティを仲間と立ち上げて活動したり、商店街活動に協力したりと、武蔵小杉をフィールドに楽しみながら地域貢献してます。

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