メガネのオーサカ

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2019.08.05

鯖江工場見学 Vol. 1

鯖江

日本におけるメガネ作りの聖地・福井県鯖江市に工場見学に行ってまいりました。

鯖江市のホームページによると、国内のメガネ製造の実に96%を福井県鯖江市で行われているとのことです。鯖江市の人口は約7万人とそれほど大きな街ではないですが、10名に1名はメガネ産業に従事しており、メガネが街から切っても切り離せない産業となっております。(ちなみに中原区は人口22万人)

そんなわけで駅の中から駅前までいたるところメガネのオブジェ。

鯖江

鯖江

車を走らせているとありとあらゆるところにメガネの工場があるのですが、それは私が眼鏡関連の工場やメーカーさんの名前を少しでも知っているから気づくだけで、一般の人にはまったくわかりません。

そこでメガネの聖地へ観光で訪れた方が「メガネを見れる・買える・歴史がわかる」場所がこちらのメガネ会館。

鯖江

https://www.megane.gr.jp/museum/

大型連休や土日は大賑わいだそうですよ。中にはメガネの歴史がわかる博物館があり、こちらも一見の価値アリです。

鯖江

鯖江のメガネは、完成までにプラスチックフレームで150~200工程、メタルフレームで200~250工程かかると言われております。製造は一部の会社を除いて分業制となっているのがこの街のものづくりの特徴です。

ですので、ネジを作る会社、鼻パットを作る会社、メッキをする会社、金型を作る会社、印刷をする会社、などなど1つのメガネがいろいろな会社の技術を使って作られています。

今回、いくつかの会社を見せてもらいましたが、説明されても細かすぎてよくわからない~と言われるくらい細かい解説になってしまいそうなので、何度かに分けてものすごくわかりやすいところをご紹介したいと思います。

この記事を書いた人

大坂 亮志

一級眼鏡作製技能士 生まれも育ちも川崎市中原区。国内メーカー・外資系IT企業などを経てメガネ業界に。メガネ業以外にも地域コミュニティを仲間と立ち上げて活動したり、商店街活動に協力したりと、武蔵小杉をフィールドに楽しみながら地域貢献してます。

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