新年あけましておめでとうございます。

新年初めの商品紹介は999.9からです。

999.9 NPI-01 のご紹介です。

999.9に詳しい方は、NPIという頭文字が聞き慣れないと思いますが、こちらは新しいシリーズとなります。

一見、プラスチックフレームなのですが、こちらはポリアミド樹脂で作られた眼鏡フレームとなります。

999.9のプラスチックフレームは、アセテートと言われる綿花と高純度パルプから作られる植物系素材で作られておりますが、こちらは耐熱性・耐摩耗性・耐衝撃性などに強い素材となっております。

眼鏡業界では、長年丈夫な樹脂である反面、コストを下げるためにいわゆる安売り屋さんの質の低いフレームで使われることが多く、樹脂自体の性能が高くてもモノとして組み上げた時の耐久性はとても低いモノでした。ですので、しっかりしたものを扱うお店としては、長らく敬遠されていたフレーム素材と言えるでしょう。

ですが、今回、999.9が日本製でポリアミド樹脂の長所を生かした眼鏡作りをしたとのことで、導入をしてみました。

プラスチックフレームでは久しぶりのダブルフロント構造の眼鏡となります。

顔を支えるプラスチック部分とレンズを支えるメタル部分を組み合わせることにより、上手に力を逃し、フレームの広がりに対してレンズが顔に対して反らないように工夫されております。

また、999.9のアイコンである逆Rパーツを使っているので、フロントやテンプルの太さとは裏腹に優しく頭を包み込んでくれます。また、ポリアミド樹脂はアセテートより軽いので、見た目ほど重く感じないのも特徴の一つです。

しっかりしたモノづくりに裏打ちされた新素材へのチャレンジをぜひお試しください。

999.9 NPI-01  51700円（税込）

この記事を書いた人

大坂 亮志

一級眼鏡作製技能士　生まれも育ちも川崎市中原区。国内メーカー・外資系IT企業などを経てメガネ業界に。メガネ業以外にも地域コミュニティを仲間と立ち上げて活動したり、商店街活動に協力したりと、武蔵小杉をフィールドに楽しみながら地域貢献してます。