メガネのオーサカ

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2020.04.02

遠近両用レンズの価格差について

遠近両用レンズの価格はかなりの価格差があります。

遠近両用レンズはとても価格差が大きいです。
当店でいえば15000円から10万円くらいまで、、、

 

では、お安くできるレンズというのは理由がありまして、そのからくりはと申しますと、、、、

 

お安いレンズというのは、実は5年前、10年前に一流の値段で販売していたレンズです。
(誤解して欲しくないのが「設計」が5年前、10年前というだけで品物は新品です)

 

これは多額の研究開発費と設備投資の償却が終わったレンズなので、お安く提案できるわけです。
そういう意味では「お薬」に近い存在です。
(ある一定期間を過ぎるとジェネリック医薬品がでてきますよね)

 

ですから、一番新しい研究をもとに作られた新しいレンズは必然と少しお値段が高くなります。その分、見え方は、以前のものと比べ格段に良くなっております。

他方、研究開発でかかったコストを十分吸収し終わったレンズについては、お安くできるわけです。

 

では、どのようにレンズ選びをしていけば良いのでしょうか?

これは安いから悪いというのではなく、例えば携帯電話(スマホ)に置き換えれば分かりやすいと思います。

例:
一番新しいiPhoneでなければ満足できない人もいれば、iPhone7あたりで十分という方も。でも、さすがにiPhone5だと厳しいかな〜といった具合です。

 

メガネのオーサカ

 

感覚的にですが、メガネ業界はいまだにiPhone5 から iPhone11 までの歴代モデルを全て併売している感覚です。
(あくまで例えですが)

iPhone5から8くらいまでしか販売していないお店もあれば、
iPhoneX以上しか扱っていないお店もあります。

これが遠近両用レンズの価格差が大きくなる一因であります。

そして、どちらが安売り店でどちらが最新技術を売りにしているお店かは一目瞭然ですよね。

 

では、ただ安ければ良いのでしょうか?

 

携帯電話が価格なりの性能差があるように、レンズの値段も価格なりの見え方の差は確実にあります。

よく格安量販店で使った初めての遠近両用レンズが使いづらくて見づらくてというお客様がいまして、ただどうにも不便なので当店でしっかり見て欲しいということがありました。

当店でご提案する「現在」の技術で作られた中程度の価格の遠近両用レンズをお使い頂いたところ、
こんなによく見えるなら早くきちんとしたものを作れば良かったと言われました。

このような話は特に珍しいことではありません。

その逆で、昔の設計でも全然問題なく使われているお客様もたくさんいらっしゃいます。

 

メガネのオーサカ

 

 

何が言いたいかと申しますと、お客様の度数や老眼の進み具合によって、慣れやすい慣れにくいというのが必ずあって、リーズナブルなレンズでも大満足の方もいれば、不満足の方もいるということです。

 

携帯電話はスペックで全てが語れますから、素人の方でも少し調べればわかりますが、メガネの場合はなかなかそうもいかないのではないでしょうか。

 

そんな時のためのプロフェッショナルの眼鏡士ですので、
ぜひご相談して欲しいのです。

 

我々はお客様のご予算にあった最適なレンズをご提案します。

この記事を書いた人

大坂 亮志

一級眼鏡作製技能士 生まれも育ちも川崎市中原区。国内メーカー・外資系IT企業などを経てメガネ業界に。メガネ業以外にも地域コミュニティを仲間と立ち上げて活動したり、商店街活動に協力したりと、武蔵小杉をフィールドに楽しみながら地域貢献してます。

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